睡眠時無呼吸症候群の検査

スリープ検査

まず自宅に検査器具を持ち帰って検査します。この器械は鼻に気流を感知するセンサー、胸に胸郭の動きをモニターするセンサー、指に血液中の酸素の濃度を測るセンサーを取り付けて記録するものです。
検査結果が40以上の場合は重症で鼻CPAP治療をお勧めしております。結果が20から40の方は脳波を含めて詳しく検査するPSG検査を行います。
・検査費用は3割負担で2,700円です。

PSG検査



スリープの検査結果が20から40の方は脳波を含めて詳しく検査するPSG検査を行います。PSG検査は通常1泊入院で行う施設が多いのですが、当院では夜に来院して頂きセンサーを取り付けて自宅で寝て頂き翌朝センサーを外して測定しておりますので入院の必要は無くお仕事帰りでも検査出来ます。

・検査費用は3割負担で11,250円です。

CPAP治療

スリープ検査結果が40以上の場合は重症で鼻CPAP治療をお勧めしております。 PSG検査で20以上の場合は鼻CPAPをお勧めしております。鼻にマスクを装着し、鼻から空気を入れて圧力をかけ無呼吸をおこしている閉鎖部位を広げる治療法です。

マウスピース治療

スリープ検査20未満の場合は歯科にマウスピースの作成を依頼し、後日効果判定を行っております。マウスピースを作成し舌がのどの奥の方に移動するのを防ぎ無呼吸を減らす治療です。

こどものスリープ検査

今までの検査機器は鼻、胸、指など身体にセンサーをつけて検査を行っておりました。小さいお子さんなどでは寝ている間にセンサーが外れて検査が行いにくい、また神経質な患者さんではセンサーが気になってなかなか寝付けないため普段通りの睡眠ができず無呼吸症を過小評価する可能性もありました。今回このスリープレコーダーはセンサーのついたマットを布団のカバーの下に置き、後は指に1つだけセンサーをつけるだけの無拘束型の睡眠時無呼吸検査機器です。